「ヒラソウダ」と「マルソウダ」
ソウダガツオについてアクセスが大変多かったので、記事を追加します。自衛隊堤防に行かれた方必見です。
前ふりが大袈裟ですが、前回、ソウダガツオには、「ヒラソウダ」と「マルソウダ」があるとお話しました。
上が「ヒラソウダ」で、下が「マルソウダ」です。「ヒラソウダ」は、刺身で大変美味しく、「マルソウダ」は夏のシンコ以外は珍重されないという話です。
形は、「ヒラソウダ」は、体高があり、アジとかブリみたいな形。「マルソウダ」は、断面が丸い紡錘系で鯖みたいですね。
肉質がどうかというと、
「ヒラソウダ」は、次の写真のように血合いが少なく、血合いでない部分が白い。これが脂がのって刺身で美味しい。
「マルソウダ」は、次の写真のように血合いが多く、血合いでない部分も赤い。
この写真分かり易いでしょ。
問題は、「マルソウダ」の食べ方ですよね。
刺身だと当たるという話もありますが、地抜きをちゃんとして、すぐに食べなければ大丈夫だと思います。カツオ系は、いろいろな成分が含まれているようですので、1日か2日置いておけば落ち着いて、血の気の多いカツオの旨みを味わえるでしょう。
ということで、現物は冷凍庫で眠っているのですが、とりあえず直ぐに食べる分は、いま館山で大人気の活魚飲み屋「
若鈴」に教えて貰った蒸してほぐして葱で和える料理です。
お好みで、唐辛子(豆板醤なら最高)を入れたり、バンバンジー風に擂り胡麻を混ぜたり、ツナマヨネーズ風にマヨネーズを加えたり色々とアレンジしてみてください。ツナマヨネーズ風のときは胡椒のほうがいいかもしれませんね。
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